夫からのアドバイス

はじめまして。ブログ主の元恋人、現在は夫です。

私の経験から、うつ病を治療するために重要なことは3つあると思っています。

 

まず第1に、沢山の仲間に支えてもらうことです。

なんだが、ブログ主の書きっぷりを見ていると、まるで僕が聖人君子のように思えますが、決してそんなことはありません。彼女と常に接している人間は僕一人ですが、僕一人で彼女を支えてきたわけではないのです。僕は多数の方の支援を受けながら彼女を支えてきました。

例えば、うつ病の情報を集める際、自分で情報を探すだけでなく、勤めていた会社の労務士や同僚のうち、うつ病の羅漢や介護を経験したことのある方を頼りにさせて頂きました。自分が発病したときに、あるいは家族が発病したときに、短期間でうつ病の情報を集めるのは非常に困難です。多数の方の協力があって、僕はうつ病にどのように立ち向かって行けば良いのかを知ることができました。

また、彼女の薬物療法が行き詰った際に、TMSを勧めてくれたのは私の母でした。私はTMSの存在すら知りませんでした。しかし、海外のうつ病治療方法について調べていくうちに、TMSこそうつ病を完治できる方法だと思うようになり、TMSを受けることを僕と彼女の二人で決断しました。自分一人で出来ることは限られています。実際に生活の面倒を見てくれる程でなかったとしても、調べ物をしてくれるだけでも、手続きごとをしてくれるだけでも、手助けしてくれる人の存在は有りがたいです。

 

第2に、一貫してうつ病の人を守る態度をとることです。

僕は彼女を不安にさせないために、ある原則を作り、それを守りました。具体的には、1.彼女を否定することを言わない、2.病気の原因は彼女自身にはない、3.病気になって休暇を取ることは自分のためだけでなく仲間のためでもある(病気になっても大学に通い続ければ仲間に心配をかけさせてしまうし、仲間が病気になった時にその人が休みづらくなってしまう)の3点です。

僕はこの原則を彼女や彼女の家族に常に言い聞かせましたし、自分自身もこの原則に従いました。彼女の周囲にいる人がこの原則を信じていれば、彼女もこの原則を自然と信じるようになります。そうすることで、鬱の中にあっても、彼女は罪悪感なくゆっくり休めるようになります。

 

第3に、科学的アプローチを取ることです。言い換えれば、効果測定が可能な治療方法を選択するということです。

うつ病の治療方法には様々なものがあります。抗うつ薬一つをとっても十数種類あります。何が効果的で、何が効果的でなかったのかを正しく把握しながら治療を進めていかなければ、数ある治療方法の中で何が効果的なのかを把握することができません。

日本で薬物療法を受けていた際、2週間に1度の割合で通院し、1回あたり30分から40分度の問診がありました。医師はその問診の中で薬の効果測定をしていました。その医師は薬を変更あるいは追加する場合に、その狙いを予め伝えてくれました。そして、その薬の結果が狙い通り現れたか、現れなかったかを次の問診時に一緒に確認し、また薬を変えるかどうかを判断しました。しっかりした問診により効果測定が正しく行えていたため、妻は自分に合った薬を見つけることができ、薬物療法だけでアルバイトができるまでに回復することができました。

アメリカでのTMS治療も同様です。毎日不安定度診断が成され、不安定度が数値化されました。また、脳画像診断も併用されました。これらの効果測定により、治療の必要性が目に見えたことで、僕らは高価なTMS治療を受診することを決断できました。また、効果が数値という形で目に見えたので、その結果にも満足することができました。

例え同じ治療方法(薬物療法やTMS)であったとしても、効果測定を伴わない病院や医師の治療であれば、僕は拒否していました。必要性があるのか無いのか、効果があったのか無かったのか分からないものに数か月の時間と数万から数百万のお金を費やすことは出来ません。

 

以上、私の経験からアドバイスを簡単にまとめました。

どうか、あなた、そしてあなたの家族がまた健やかに生活できますように。

 


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