仕事を始める

【一般的に】

症状が回復してくると、復職・復学を考えると思います。ここで重要なのは、最初から頑張りすぎないことです。いきなり発病前と同じ仕事量をこなすのではなく、少しずつ、「このくらいならできるだろう」という簡単なことから始めて自信を付けていきましょう。いきなり前の仕事量に戻してしまうと、ミスをしてしまった結果に、「ああ、やっぱり自分はダメだ」とマイナス思考に陥り、うつ病が再発してしまう可能性があります。

 

【私の場合】

発病後1年たったあたりでアルバイトを始めました。1日8時間、週2~3回の接客のアルバイトです。大学院への復学は、まだ文献や書類が読めるまでにはなっていなかったので諦めました。(TMSを受ける前でした)アルバイトを始めようと思った理由は、とにかく体力と自信を付けたかったことです。動けるようになってきたので、家にこもっていても仕方がないと思ったのです。

家から自転車で通える距離にある、商店街を回って、求人が貼ってある店をチェックしました。その商店街は全体的に午後から開店するお店が多かったので、うつ病で朝が弱い私でも働けるのではと思ったのと、かわいい雑貨屋や古着やが多いので、楽しんで通えるのではと思ったからです。

その中で、あるアパレルのお店の雰囲気と接客が気に入り、求人について店頭で聞いてみたところ、ちょうどお店にオーナー社長がいらっしゃって採用されることになりました。これも何かの縁だなあと思います。うつ病であることは採用前に申し上げたのですが、それでも仕事をさせてくださったオーナー社長とマネージャーには本当に感謝しています。

仕事は楽しく行うことができました。基本的にお店に一人で店番なので、接客はもちろん、検品・納品・商品陳列、店の掃除、レジ閉めなど、一通りの流れを教えていただき、勉強になりました。また、お客様もなぜか良い方が多く、お話していると元気をいただけました。ミスをしてしまうこともありましたが、オーナー・マネージャー・先輩スタッフがその度フォローしてくださりました。アメリカでの治療をすることが決まり辞職しましたが、ここでの経験により「自分でも働ける」という自信をつけることができました。

 

【家族の方へ】

復職・復学したばかりの患者は、緊張や不安で心も体もすり減らしています。温かいごはんで優しく迎えてあげてください。私もアルバイトから帰ってきたときに、たまたま早帰りだった夫が夕飯を用意してくれてあるのを見て、涙が出るほど嬉しかったことがあります。

 


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