とにかくまずは病院へ

【一般的に】

病院選びに際して気を付けることは、まずは地理的に通いやすいかどうかです。遠いかどうかももちろんですが、混雑する路線だったり何度も乗り換えが必要だったりすると、それだけで通院が困難になることもあります。最初は家族等が付き添って通院する場合もあると思いますが、治療を経て一人でも通えるようになったときのことも考え、交通経路はしっかり確認しておきましょう。

また、医師との相性も重要です。長く通うことになる可能性も高いので、合わないと感じたら他の病院にも行ってみましょう。新しい病院に行ってみることは、うつ病患者にとっては気力も体力も使うと思います。しかし、信頼できる医師と出会うことができれば、回復への近道となるのです。

ちなみに・・・<心療内科と精神科/精神神経科の違い>

「精神科」、「精神神経科」は同じものです。どちらかが書いてある場合や、併記してある場合は、「うつ病」「統合失調症」「神経症性障害」などのこころの病気を診ている、精神科の医療機関と考えて間違いありません。

「心療内科」は心理的な要因で身体の症状(胃潰瘍、気管支ぜんそくなど)が現れる、いわゆる「心身症」を主な対象としています。

しかし、「心療内科」と看板に書いてあっても、実際にはこころの病気を診ている医療機関がたくさんあります。ただし、こころの病気を全て診るわけではなく、軽い「うつ病」や「神経症性障害」など一部のこころの病気しか診ないところもあります。

厚生労働省『みんなのメンタルヘルス総合サイト』

 

【私の場合】

私は発病当時都内在住だったので、病院を探す際にこのWEBサイトが役に立ちました。(といっても私は当時病院を探すこともできない状態だったので、実際探してくれたのは恋人でしたが)

東京都医療機関サービス‘ひまわり’ 

私の場合、1月2日に急激にうつ症状が悪化したので、お正月明けに開いていて車で行ける範囲の病院をまず探しました。1月4日に1件目の病院を受診し、重度のうつ病という診察を受けました。

しかし、その病院は内科・小児科を併設していて待合室が少し騒がしく、また先生の診察時間も短く、診察態度も少し冷淡に思えました。交通の便もあまり良くなかったこともあり、この病院は一度受診したきりです。

数日後、他の病院が正月休みを終え診察を開始したので、改めて他の病院に予約を取り、受診しました。この2件目の病院で自分に合う先生と出会うことができ、今もお薬をいただいています。この先生は診察にしっかり時間をかけて、親身に話を聞いてくださりました。<リンク>セカンドオピニオン

この2件目の病院は、最寄駅からとても近く通院しやすい場所にありました。受付の方や待合室の雰囲気も良かったです。また周囲にビーズ問屋街があったのも、手芸好きな私にとって嬉しい要素でした。(通院し始めはそれどころではなかったですが、回復してくるにつれ、手芸用品を見て回ることを「楽しい」と感じることができるようになってきました)

通院そのものは億劫になりがちですが、病院の近くに自分の趣味のお店や美味しいレストランなどがあると、それを楽しみに通院できるかもしれないですね。

 

【家族の方へ】

患者の通院に家族が付き添うことには、いくつもメリットがあります。患者が嫌がらなければ、ぜひ一緒に通院してみてください。

メリット:

・患者と一緒に通院すると、病院や医師の雰囲気が分かるだけでなく、医師の説明を一緒に聞き、病気に対する知識を深めることができます。

・医師に客観的な患者の症状を伝えることができます。

・医師と一度顔を合わせておけば、急なトラブル(激しい薬の副作用、自殺未遂など)があったときに、すぐに相談しやすいです。

・うつ病患者の家族自身が連鎖的にうつ状態になってしまった場合に相談しやすいです。うつ病患者の家族には現実として大きなストレスがかかるので、うつ状態に陥る方も多いのです。そんなときに、患者自身のこともよく知っている医師に相談しやすいのは、心強いことだと思います。

私の夫(当時恋人)も、通院当初は毎回、回復して一人で通えるようになってからも数回に一回は付き添ってくれました。これは、とても心強かったです。また、うつ病患者と四六時中一緒にいるストレスや、寝たきり状態になってしまった私を支えるため、前職(拘束時間が長い仕事)を辞めたことで発生した金銭的不安から、彼自身が心のバランスを崩してしまったときに、すぐに医師に相談できたのも、よかったなと思います。(彼は漢方薬を一週間ほど服用してすぐに回復しました)

母も何度か一緒に通院してくれました。医師の話を聞いて、私の置かれている状況や病気について知ることができたと言っています。

<リンク>家族の方へ うつ病連鎖(うつ病介護うつ)、みんなで支えよう

 

 


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